活動報告

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ゲノム編集生物と社会について考える(R1年7月6日)

日本学術会議によるシンポジウム「ゲノム編集生物と社会について考える」が7月6日に日本学術会議講堂で開催されました。ゲノム編集の未来を考える会も共催しました。

http://www.biosci.osakafu-u.ac.jp/foge/2019/05/15/480/

参加者は約150名。冒頭、オーガナイザーの京大名誉教授の佐藤さんが様々な立場の人によりゲノム編集が議論されていく必要があると述べました。

筑波大の江面さん、京大の木下さんがそれぞれ農作物、水産物のゲノム編集の開発状況について話題提供をおこないました。続いて筑波大の大澤さん、明治大の中島さんが環境省、厚生労働省の規制の考え方について説明しました。大阪いずみ市民生協の松本さんは生協の取組を名古屋大の立川さんは科学者と消費者の意識のギャップについて報告しました。

パネルディスカッションではスピーカーにコープデリ生協連合会の種瀬さんがパネリストに加わり北大の石井さんがファシリテーターを務めました。フロアからも質問が取り上げられ活発な意見交換が行われましたが、まだまだ時間が足りないように思われました。

全体を通して多くの参加者がゲノム編集食品に大きな関心を持っていることが伺えました。