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-食品素材の化学特性を効果的に活用するための基礎科学-

 食品素材化学研究グループでは、食品を構成する各種成分やそれらの集合体である食品素材の有する多様かつ有用な化学特性を効果的に利活用するための基礎研究に取り組んでいます。現代の食生活においては、天然の食物がそのまま食される機会は少なく、多くの場合、何らかの加工がなされた後に私たちの食卓に並びます。食品の製造・加工操作は、可食化される、保存性や利便性が高まる、多様な嗜好性に対応できるようになる、栄養効率や生体調節機能が向上するなどの付加価値を付与する役割を担います。そこで当研究グループは、食品素材の持つ化学的諸性質を理解し、それを合理的に活かすことのできる製造・加工プロセスの構築に寄与する手法の確立を目指しています。プロセス設計とそこで生起する現象の解明には工学的なアプローチがなされ理論が形成されますが、食品は主に生物資源であり、かつそれを食するのは人であることから、生命科学の基礎知識が不可欠になります。当研究グループでは、“生命科学領域で行う工学的基礎研究-Engineering Science-”の継承と進展を理念に据え活動しています。