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ヒヨドリの食害

この季節はヒヨドリにコマツナなどの葉菜類やブロッコリーなどの果菜類を食害されるため、ネットをかけるなどしてしっかりと対策を行っています。
そんな中、思ってもいないジャンボニンニクの葉を食害されました。
対策を行うと次の作物を狙うのでなかなか厄介です。

カラスによる被害

広い圃場ではカラスによる様々な被害が発見できます。
柿やミカンの食害はもちろんですが、プラスチック製の品種ラベルの抜き取り、ハウスの天井ビニールに穴あけなど多岐に渡ります。
色々対策を講じますが、カラスはなかなか賢い鳥で対策に対してもすぐに慣れてしまうのも厄介な点です。

カミキリムシ対策

近年全国的に被害を拡大しているクビアカツヤカミキリの予防策としてモモ、スモモなどに微生物資材を取り付けました。

この資材はボーベリア ブロンニアティという糸状菌がパルプ不織布に塗布されています。

このように折りたたまれているため切り離して広げ、帯状にして使用します。

樹幹に巻きつけるようにしてホッチキスで止めます。

卵を産み付けにやってきたカミキリムシがこれに触れると感染し1~2週間で死に至ります。

圃場の足跡

雨上がりの圃場を見て回っていると、泥の中に動物の足跡が残っていました。

足跡はマルチングをした畝を乗り越えて圃場の端まで続いています。
この足跡の正体は?
圃場ではトウモロコシの出穂が始まっています。
まもなく獣害対策が必要になります。

フィールドの生物「オオキンカメムシ」

フィールドには様々な生物が生息しています。
本日見つけたのは「オオキンカメムシ」です。

全体に光沢があり、背はオレンジ色に黒の模様、頭や腹にはピンク色の部位があるなかなか魅力的な美しいカメムシです。

カメムシというと独特の匂いの印象ですが、このカメムシからは柑橘のような香りがします。
集団越冬するので、もしかしたら発見した場所の頭上にはたくさんの「オオキンカメムシ」がいるのかもしれません。