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タマネギ栽培開始

11月の実習授業で定植を行う「タマネギ」の播種を行いました。
タマネギは、苗を育苗し、葉が3~4枚、直径が5~6mm程度まで生長したら本圃に移植して栽培します。

圃場に用意した育苗床に、条間8㎝で筋播きしました。
種を1㎝弱程度の幅で筋播きし、密植して管理を行います。

覆土には砂を用います。
灌水をたっぷり行い、発芽するまで乾燥しないよう注意します。

害虫捕獲粘着紙

学生実習で栽培しているトウガラシをハウス内に移動しました。
ハウス内への移動にあわせてハエ類やコナジラミ類対策として「害虫捕獲粘着紙」を設置しました。
トウガラシの管理に来た学生さんに気づいてもらえるようにお知らせとして看板を設置しています。
減農薬栽培の方法の一つとして見てもらえればと思います。

ジャガイモの浴光催芽

秋作の種用ジャガイモの「浴光催芽(育芽)」の様子です。
種イモにまんべんなく日光があたるよう定期的に上下を返すなどし、
できるだけ涼しく風通しの良い場所で管理します。
こうして均一で丈夫な芽を育成することで、欠株や生育のばらつきをなくし
定植後の生育促進、増収や品質向上などを図ります。

実習エダマメ圃場のその後

実習で栽培したエダマメの収穫(一部はダイズとして収穫)が完了し、圃場の整備をすすめています。
ヘアリーベッチをすき込んだ緑肥区と慣行栽培区でエダマメの比較栽培をしていた圃場をそのまま継続し、ダイコンなどの根菜やブロッコリーなどの花菜の比較栽培をこの圃場で来春まで行います。
今回は収穫したエダマメの残渣をすき込む緑肥区と慣行栽培区となります。

ラッカセイの子房柄

ラッカセイのしぼんだ花から子房の根本が伸びてきました。この伸びた部分を子房柄といいます。
子房柄は先端が尖っており、下方に向かって伸びて土に潜りこみます。
土中で子房柄の先端が膨らみ、莢を作って中にマメができます。
これに合わせて、前もってマルチを剥がし、株の根本へ土寄せ(砂)を行っています。

ツノニガウリ

ウリ科の栽培品種の一つとして本年も「ツノニガウリ」を栽培し、収穫を行いました。
別名「キワノ」「グリーンゼリーメロン」とも呼ばれます。独特の外観で面白みがあるのですが、果実の外皮には鋭いトゲ、葉や茎にも細かいトゲがあり、収穫作業には厄介です。
味はクセがなく、アイスクリームやシロップなどと一緒に食べると良いようです。

サツマイモのツル返し

サツマイモの栽培圃場では「つる返し」作業が佳境を迎えています。
サツマイモはつるの節から不定根を発生させますが、この時期に不定根から養分を吸収させてしまうと、地上部の生長が促進され可食部となる根が太りません。
この「つる呆け」状態を回避するため、つるを地面から引きはがすという作業が「つる返し」です。
地道な作業ですが、これからもつるが地面を這っていれば随時行います。

かんぴょう

本年も様々なウリ科野菜を栽培しています。その中で学生さんからよく「この植物なんですか?」と質問を受けるのが「かんぴょう」です。
果肉を薄く削いで、干すことにより、よく知る「かんぴょう」の姿になります。
「太巻きに入ってるアレ、これやったんや。」と、様々な植物があることで自分が普段食べているものの正体を知る機会にもなっています。

ラッカセイの開花

6月27日に定植した落花生の開花が始まっています。
これから生育を続けながら沢山の花を咲かせます。
花が散ると、花托の付け根あたりから「子房柄」と呼ばれる、子房と花托との間の部分が伸びて地中に潜ります。
土の中で子房が生長し実となるため、今後「子房柄」が伸び始める頃にマルチを除去します。

イタリアの黄色いメロン

フィールドで栽培中のイタリアメロンです。表皮は鮮やかなレモンイエローで、楕円形のぼこぼことした模様です。
このメロンは夏に収穫し、風通しのいい場所で追熟させせて、クリスマス頃に食べる冬メロンとのことです。
日本でのトウガンの扱いに似ています。
収穫直後と長期保存後の食味や糖度の差など調べてみる予定です。

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