研究内容

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細胞の力学応答(深田)

生物は重力や運動による外力によって常に力学的な刺激にさらされており、それに対して細胞、組織、個体の各レベルで敏感に応答して性質を変化させます。本研究室では細胞レベルの力学応答と、それに関わる細胞骨格分子の役割を中心に研究を行っています。

力学応答について詳しく…

外部リンク:日本メカノバイオロジー学会

1. 流体刺激に対する骨芽細胞の応答について

骨は力学刺激に敏感に応答する組織であり、その応答は骨細管内の細胞外液の流動による流体刺激であると考えられています。本研究室では旋回振とうによって骨芽細胞株に流体刺激を加え、ERKのリン酸化が誘導経路の違う二相に分かれることなどを発見しています。

 

2. 細胞骨格分子の核内機能について

細胞骨格は力学応答に関わる重要な構造ですが、近年、その構成分子の一部が細胞核内にも存在し、遺伝子発現調節などの機能を持つことが明らかになりつつあります。本研究室では、アクチン架橋タンパク質であるフィラミンが核小体タンパク質と結合することを発見し、その核内機能の研究を行っています。